2014年7月31日木曜日

大阪府警:犯罪8万件報告せず 280人処分/大阪府警

検挙件数が少ないと、
悪い人事考課をされる現場警察官。

一方で、検挙件数が多いと
治安が改善されないと
無能扱いされる幹部警察官。

両者の利害が一致した結果たどり着いた先が
組織ぐるみの統計改ざん。


という構図なのだと思います。


表面化していませんが、
他県の警察署もひとごとでは無いはずです。


戦後70年を経て
警察システムそのものが破綻している

と感じるのはワタクシだけでは無いはずです。



取締り110番 道交法違反・交通違反で否認を貫き 警察と闘うブログ 
http://blog.goo.ne.jp/rakuchi


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http://mainichi.jp/select/news/20140731k0000m040161000c.html

 ◇08〜12年、全65署が関与 街頭犯罪は全国最悪のまま

 大阪府警は30日、警察庁に報告した刑法犯の認知件数を、2008〜12年の5年間で計8万1307件少なくしていたと発表した。全65署が関わっていた。都道府県別の街頭犯罪の認知件数で、全国ワースト1位が続いた大阪府は10〜12年、東京都を下回ったとされたが、実際は最悪のままだった。府警は同日、内規などに基づいて幹部を含む280人の処分を決めた。
 府警では、調書や証拠品の捏造(ねつぞう)、誤認逮捕などの不祥事が相次いでいるが、今回は警察の犯罪統計の信頼性を揺るがす事態となった。
 府警監察室によると、処分対象は退職者124人を除く現職280人。吉田健一・現総務部長ら刑事総務課長4人▽署長46人▽刑事課長と刑事課員各115人(いずれも当時)で、処分内容は本部長注意や指導。これほど大量の警察官の処分は異例とみられる。
 刑事総務課によると、過少報告の件数は▽08年8810▽09年1万957▽10年1万8349▽11年2万2042▽12年2万1149。この間の実際の認知件数は計約93万件で、その1割弱が減らされていた。07年以前と13年の過少報告はないとしている。
 大阪府の街頭犯罪の認知件数は、統計を始めた00年からずっと全国最悪だった。過少報告が始まった08年は、悲願の汚名返上に向け、大半の署に街頭犯罪の専門班を設けるなど府警が取り組みを強化した時期だった。
 過少報告の約65%は街頭犯罪だった。そのうち自転車盗が半分以上を占め、車上狙い、部品狙いなどが続いた。すぐに自転車が見つかった自転車盗を省いたり、連続発生した車上狙いを1件に数えたりしていた。
 警察官は、街頭犯罪を少なくみせかけようとしたり、引き継ぎで独自の計上ルールを踏襲したりしたという。上司が指示した場合もあった。殺人事件9件を含め、単純な計上忘れもあった。
 過少分を反映すると、大阪府の街頭犯罪の認知件数は10〜12年、東京都と入れ替わり1位に戻る。10年にワースト1位返上を発表した際、府警は「行政や民間団体との協力が功を奏した」と対策の成果を強調した。大阪府は13年も最悪で、ワースト1位は一度も返上していないことになる。

2014年6月17日火曜日

「上司から怒られる」と虚偽の報告書を作成、警官4人を送検/兵庫県警

兵庫県警は25日、高速隊と網干署でそれぞれ交通違反の取り締まりを行った際、いずれも虚偽の報告書を作成したとして、虚偽有印公文書作成・同行使容疑などで、同隊員と同署員計4人を神戸地検に書類送致した。
 平成24年7月、兵庫県明石市の第2神明で、高速隊の巡査部長(42)と巡査長(28)が乗ったパトカーが、必要な車間距離を保たず走行する車を発見し赤色灯を点灯せず追跡。運転した男性を車間距離不保持で取り締まった。
 その後、男性が県公安委員会に「赤色灯が点灯していなかった」などと苦情を申し立て、巡査部長らは「点灯していた」とする虚偽報告書を作成していた。
 県警によると、2人は上司から赤色灯を常に点灯するよう指示されており「怒られると思った」と説明しているという。県警は巡査部長を減給10分の1(1カ月)、巡査長を戒告処分にした。
 また、25年12月、兵庫県姫路市勝原区の交差点で、歩道を走行したミニバイクの少年を、網干署の巡査部長(31)と巡査長(26)が、歩道通行で取り締まらなければならないにもかかわらず、車道の一時停止違反で取り締まった。
 報告書にもバイクが車道を走行したとする嘘の略図を記載したという。県警は巡査部長を減給10分の1(1カ月)、巡査長を本部長注意とした。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140426/waf14042609000013-n1.htm

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「上司から叱られる・・・」

現場警察官が、
交通違反検挙であんなにも
姑息な手段で件数に固執し、
切符への署名を恫喝ギリギリまで迫る
本当の理由でしょう。

そして、
ワタクシ達一般ドライバーが
理不尽な取締に遭遇した際でも
おとなしく反則金を支払い続ける限り
現場警察官とドライバーを不幸にし続ける
この悪意システムが
とどまることはないでしょう。


なので、理不尽な取締に遭遇した際は
きっちりルールにのっとり正しく否認。

これはシステム正常化への
有力な手段だと思います。


ところで、なぜこの偽造発覚したんでしょうね??

通常は警察官側の主張が
そのまま認められるのですが。
(もちろん、警察側の嘘がそのまま通ります。実話です。)



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2014年5月29日木曜日

人気お笑いコンビ・次長課長の河本準一さんが、警察官にブチギレ

元ネタ
http://rocketnews24.com/2014/05/27/446014/
人気お笑いコンビ・次長課長の河本準一さんが、警察官にブチギレてネット上で話題となっている。なぜ河本さんがそんなに怒っているのかというと、どうやら “交通違反を取り締まる警察官が車から見えない位置に隠れていたこと” が気に入らなかったと思われる。
運転中、遠くの方で警察官の存在に気付いたら、とたんにドライバーは減速し、結果としてスピード違反で取り締まることができないため、確かに見えない位置に警察がいることは多いのだが、いったいなぜ河本さんはここまで激怒しているのだろうか? 彼が Twitter に投稿していた怒りの文章は以下のとおりである。

・河本準一さんのツイート

「えーこちら準ボーイ。警察官は事件が起きないと動かない?いや、起きる前に抑止するのも大事な仕事やろ。道路の隅に隠れず事故が多い地帯なら見えるところに立っとけや!コソコソ隠れて違反したらひょこっと出てきてからに。知らんがな!お前車持ってないやんけ!どうぞ。」
河本さん自身が交通違反で呼び止められたのか、それとも “前方に違反した車が停められているところを見て、隠れて取り締まる警察を卑怯だと思ってツイートした” のか、あるいはそれ以外の理由があったのかは不明だが、いずれにしても激おこ状態だ。そんな河本さんの発言を見た Twitterユーザーは、以下のような反応を見せていた。

・Twitterユーザーの声

「違反を抑止出来なかったお前が言うなw」
「ネズミ捕りも「ネズミ捕りやってます‼︎」って看板立てとけば絶対その道路でスピード違反する人居ないですよね!」
「だから警察ってキライ! 姑息な奴らッ(;_;)」
「それめっちゃ同感!!! 見えるか見えんかくらいの所にこっそり隠れてんの!!! それ( ´-ω-)σ旦那やられて、切符切られたことあります( ºωº )チーン… どうぞーーーー!(笑)」
「スピード違反も生活保護費の不正受給もやってしまう人間が悪いに決まってるだろw」
「ホンマ警察にはちゃんと仕事してもらいたいわ。まずはお前を逮捕して欲しいで。」
「そうですね。生活保護の不正受給とかも未然に防いでくれればいいのにね。」
「八つ当たりはダメですwww」
(Twitterから 引用)
……と、河本さんと同様に警察への不満を言うユーザーと、「そもそも最初から違反をしなければいい」と、河本さんに問いかけるユーザーに分かれているようだ。
どちらにせよ、交通ルールを守ることは大切なこと。車での事故は命にかかわることも少なくない。やさしさが、走るこの街、この道路。ぜひとも普段から安全運転を心がけたいものである。

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河本氏のお怒りはさておき、
記事を書いた方にひとつだけこの申しあげたいのです。

たしかに交通ルールを守ることは大事なことでしょう。

だけど、もっと大切なことは
そもそもルールがめざすもの

つまり、

道路交通法1条でさだめる
「安全で円滑な交通の実現」に
全てのドライバー・ライダーが
貢献することです。


そして、
周辺状況を考慮することなく
全てのルールをかたくなに守り続けることが
「安全で円滑な交通の実現」に
貢献しないことを
多くのドライバー・ライダーは知っています。


もう一度申しあげます。

ルールを守ることそのものは、
決して目的ではなく
手段に過ぎません。


なので、ワタクシは
警察の揚げ足取り的な取締に遭遇した際は
きっちりその旨を主張して
堂々と否認いたします。

(・・・といいつつ、1時間くらいはロスするので、
時間の調整はお忘れ無く・・・笑)



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2014年5月28日水曜日

「美味しんぼ」とか、鼻血とか


ワタクシ、「美味しんぼ」がこんな論議を
社会に巻き起こすとは驚きです。


ともうしますのも、「美味しんぼ」は、
いわゆる「漫画」という媒体だからです。

もしこれが、どこぞの機関や先生方が発表する論文だったりするならば、
否定・肯定派が大論戦を交わして然るべきだとおもうのですが、

発行部数が多かろうが少なかろうが、
これはあくまで「漫画」ですよね。


漫画の作者が、自分が見聞きした範囲で作品を発表したところで、
それは彼の表現の自由だと思いますし、
そもそもその情報が「真実」である必要すらないと
ワタクシは思います。


さらに今回の現象は
医学的に実質的には未体験ゾーン。


微量放射線の影響を考えた場合、
鼻血が100%関連あるかないを、
科学的に立証できる医者などいないでしょう。


・・・そもそも、今回が新発見に
なるかも知れないわけですから。


実際に被害者(?)の精密検査することなく
関連性を肯定・否定する医者など、
科学的には信頼に値しないでは?


一方、漫画のとある話を取り上げて
全力で封殺しようとする政府や行政機関は、
読み手の知性に相当な疑念を抱いているか、

あるいは、

危ないかどうかはっきり解らないので、

万が一に備えて、

真実に関係なく、
自分たちの保身のために
言論弾圧で情報を抹殺
しようとしているか。


の、どちらかに分類できると思います。

・・・いずれにせよ、手間暇かかる真実を追い求める気は
あまりなさそうですね。笑



なので、ワタクシは思います。

今回の騒ぎで作者を糾弾するよりも大事なことは、
読み手の知性と常識を高める
努力だと思います。


もちろん、誰に世話されることなくワタクシ達自身で。




ワタクシ、
震災後の岩手産の野菜が大好きです。

震災後の(も)、福島産のお米は本当に
美味しいと思います。
(それ以前は食材の産地など見たことありませんでしたが。国産なら。笑)


たとえ漫画で取り上げられようがいまいが、
微量放射線で鼻血がでようが出まいが、

今後もワタクシは彼の地の食材を買い続けますし、
(そもそも検査されているから安全なわけですし)
彼の地を観光で訪れるでしょう。


あ、ワタクシの場合は、
知性や常識とか高尚なレベルでなく、
単に意地とかそういうレベルかもしれませんね。


意地に死んで無駄死呼ばわりされる世の中ならば、
さして未練などありませんので。笑



取締り110番 道交法違反・交通違反で否認を貫き 警察と闘うブログ

2014年5月27日火曜日

特に小学1・2年生は要注意! 5~7月は交通事故「魔の季節」


ワタクシ、教育にはもっとも不向きな人種であることは理解しておりますが
いつも思うことがあります。


交通事故をホントになくしたければ、
年少者と年配者への教育やトレーニングが
不可欠だということを。


特に年少者は学校という義務教育機関があるので
週一回でかまわないので、
そこで義務教育の一環にしちゃうべきだと。


交通安全の実現を任務の一つとする
警察庁のみなさん、
ぜひともご検討下さいませ。


ん?


文部科学省は自分たちより腐敗していて、
どうしようもない?


まあ、そうおっしゃらず。笑



交通安全のプロが教育居現場には不在らしいので、
警察OBの皆さんの仕事が間違いなく増えますから。笑


少なくとも、「交通安全協会」よりは
国民から感謝される仕事になるとおもいますよ。



お年寄り対策には
免許返上促進策として、
福祉タクシー的な機関を地方警察の外郭団体として設立。
その運転手として警察OBを配置する案はいかがかしら?


ガードレールや標識を無駄につくるくらいならば、
そっちの予算に回した方が感謝されるし、

現状の無意味な交通違反を取り締まるよりは
食いっぱぐれないですよ。笑



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■元ネタ
http://benesse.jp/news/kyouiku/trend/20140523080055.html


毎年、小学校の入学シーズンが来ると、通学に慣れない新入生を対象に、保護者などによる登下校中の重点的な見守り活動がスタートすることが多い。しかし、5月になった現在はそれもひと段落して、通常に戻っているところも少なくないだろう。ところが警察庁のまとめによると、小学校の低学年で交通事故が多いのは4月ではなく、5~7月であることがわかった。教育ジャーナリストの斎藤剛史が解説する。
***
警察庁が全国の小学生の歩行中の交通事故を分析した結果によると、2009~2013年の5年間の死傷者数合計は、学年が下がるほどに多くなっています。特に小学1年生と2年生は要注意です。また、5年間の死傷者合計数を月別に見ると、新1年生として緊張して登下校している4月よりも、学校に慣れてきた5~7月の方が、実際には交通事故に遭うことが多いとがわかります。5月から7月は特に事故の多い「魔の季節」なのです。
さらに5~7月における1・2年生の歩行中の死傷事故の実態を見ると、14~18時の時間帯が64.6%を占め、学校からの下校中と帰宅後に外で遊んでいる時が、特に危険ということになります。
注目されるのは、死傷事故に遭った1・2年生の子どものうちの67.3%に「飛び出し」などの法令違反があったことです。保護者としてはあまり認めたくない事実ですが、この数字は率直に受け止めなければならないでしょう。
5~7月にかけての交通事故の多発は、新しい生活に慣れ、行動範囲が拡大する一方、交通ルールを守る意味を十分に理解していないことが原因の一つと考えられます。単に規則だからと交通ルールに従うのではなく、自分自身の安全のために交通ルールを守る必要があることをきちんと理解させることが大切です。気候がよくなるこれからは、子どもたちが活発に遊び始める時期です。もう学校に慣れたからと気を緩めず、繰り返し交通ルールを守ることの意味を子どもたちに教えていくことが必要でしょう。

取締り110番 道交法違反・交通違反で否認を貫き 警察と闘うブログ 

2014年5月26日月曜日

内閣人事局を巡る大手マスコミの「ポチ」ぶり


今日も余談でスミマセン。


これ読むと、警察庁官僚や地方警察の腐敗なんて、
他の省にくらべれば可愛いモンなんだろうなと思います。


彼等をこのまま
国に巣くうがん細胞とさせないためには、



1.強烈な外圧もしくは国家存亡の危機に晒されて
官民一体の団結が必要な状況に追い込まれる
(=省益でなく国益を考える必要においこまれる)


2.政治家が自らの政策実現のために彼等をコントロールする


3.国民市民が彼等の監視と糾弾を続ける



ことくらいしかないのだと思います。



1は、先の大地震でもこの有様なので、あまり期待できませんね。

2は、選挙時の投票率をみるかぎりやはり期待できませんね。

3は、この記事が示すとおり、マスコミがこの調子ならば、
彼等の恐ろしさは自ら疑問を持たない限り
なかなか伝わらないでしょうね・・・・。


こうなると、


変革のきっかけはもう戦争くらいしかないのではないかと、
絶望的な気分になってまいりますね。。。


しかし、この論法だと、
一党独裁体制の某国や、
船がひっくり返っても真っ先に逃げ出す船長を育んだ某国
とおなじような戦術になってしまいます。


つまり、統治者への不満を反らすために、
外国諸国との問題に国民の関心を向けさせるという
極めて古典的な国民煽動政策ですね。


・・・まさか我が国自身も
その演出に掛かっていたり?笑


ということは、

ご近所国家との「適度」ないさかい事が起こるたびに、
ひっそりとほくそ笑んでいるのは、
相手国の統治者だけではなく、
我が国の統治者を含むのかもしれませんね。。。



そう言う意味では、我が国を含め東アジア諸国って、
やはり(民主・独裁問わず)国家として未熟なんだろうなって
あらためて思います。


統治者に誘導されることなく、
ワタクシ達国民の多く人々が
本当に望む政策を統治者にとらせること。


簡単そうにみえてホントはとても難しいことなのだと
あらためて考えさせられました。



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http://gendai.ismedia.jp/articles/-/39303

5月30日、内閣人事局がいよいよ発足する。
マスコミから出てくる声は、政治家による公務員人事に対する過度な介入への懸念ばかりだが、これは明らかに人事をされる現役官僚側の「懸念」だろう。上司である政治家に思うような人事をさせないで、自分たちだけで人事をやろうとする魂胆がミエミエ。サラリーマンであればわかるだろうが、上司ではなく、自分で勝手に人事ができればうれしいに決まっている。
内閣人事局の設置根拠となっている公務員制度改革法案は、昨年閣議決定された。そのとき、公務員制度改革に取り組んできた改革派の元官僚たちの「懸念」は、政治家の人事介入ではなく、別のところにあった。
彼らの「懸念」の中で、特に大きかったのは次の三つ。一つ目は「人事院の焼け太り」、二つ目は「幹部公務員の身分保障が過保護すぎること」、そして最後に「天下り禁止の骨抜き」である。
まず、人事院の焼け太りについて見てみよう。
本来であれば内閣人事局は、人事院、総務省などに分散された人事関連の機能を統合し、内閣主導の幹部人事を支えることのできる体制を作ることを目指していた。しかし、今回は人事院の機能を温存したまま内閣人事局も作ることとなっており、実際、人事院は「お取り潰し」にあわず、焼け太りになっている。過去の改革プランでは焼け太りは許さなかったのに、今回は大甘だといえる。
次に、幹部公務員の過保護は今まで通りだ。
現行の公務員制度では、次官・局長などの幹部公務員も係員レベルの職員と同じ身分保障の対象であり、よほどのことがない限り免職も降格もされない。その結果、民間人や若手を幹部に起用しようとしても、幹部ポストにある職員の身分保障に阻まれ、結局、年功序列型の順送り人事によるしかない・・・・・・というのが実態だ。過去の改革プランではこれを改めることになっていたが、ここでも大甘な結果となっている。
最後に、天下り禁止も抜け穴だらけ。
民主党に政権交代した時、現役出向という天下りの「抜け穴」が作り出されたが、今回それを改めるどころか、逆に抜け穴の拡大が行われている。
公務員人事の実質的な最高責任者は官房長官。今の菅義偉官房長官は公務員人事にかなり厳しいので、以上のような制度の欠陥もあまり目立たない。しかし、官僚に甘めの官房長官になったとき、官僚天国になるだろう。
つまり、政治家の人事介入を許さず、官僚の官僚による官僚のための人事になる。その上、人事院などの役所組織は温存されているので、官僚が自由に活動できる場が確保されている。また、幹部公務員の身分保障もあるので、政治家もおいそれと手出しができなくなり、官僚が守られる聖域になる。これだけでも現役官僚には居心地がいいだろう。しかも、天下りも抜け穴が多くなって、退職後も官僚天国を満喫できるというわけだ。
官僚は、菅官房長官がいる間はひっそりと息を潜めてあまり派手なことはしないだろう。しかし、時間をかけて、徐々にその本領を発揮し、安倍政権が代わったら、したい放題振る舞うはずだ。
これが、今回の内閣人事局を「利用」して、その結果起こってしまう「最悪のシナリオ」だ。政治家による過剰な人事介入なんていう記事を書いている記者は、官僚の「ポチ」である。現役と退職後の官僚天国を悟られないための偽装戦術に過ぎない。



取締り110番 道交法違反・交通違反で否認を貫き 警察と闘うブログ 

2014年5月21日水曜日

無罪主張が一転「私が真犯人」再び勾留/警視庁


余談で恐縮です。

率直なところ、あっさりした顛末でびっくりしています。

ワタクシ個人としては、
警察のずさんな捜査に警鐘を鳴らした片山氏なのだから、
すくなくとも公判中は警察の尾行や監視がついていることを
想像していると思ってました。

なので、今回の河川敷に携帯を埋めたのも、
警察が監視していることを前提として、
自分の無罪を裏付けるためのデコイなのか?


と、予想していたのですが、
真実とはシンプルでしたね。


そういう意味では、
今回の件で激しく恥をかいた警察組織は
24時間体制で片山氏を尾行&遠隔監視を
したのだと思います。
片山氏在住のマンションの窓を見渡せる
ご近所の部屋も、警察組織によって借りられているでしょうが、
これで解約できますね。


しかし、振り返ってみれば
はなからマジメに捜査していれば、

無実の人を逮捕したうえで
やってもいない犯行を自白させる必要も、

片山氏を集中監視する必要も
なかったわけですから、

本件に関わった
警察官
検察官
裁判官

は、すべては猛省すべきですね。

(そういうリソースがあるのなら、
他の難事件に投入できたでしょうし。)


毎度毎度手抜ばかりしてると、
ますます国民の支持は
得られなくなりますから。

休日早朝郊外の直線道路で、
ノルマをクリアしたいためだけに
ネズミ捕りをしている警察官の
皆さんも他人事ではありませんよ。




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■http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140520/k10014588041000.html

パソコンの遠隔操作事件で、これまで無罪を主張してきた元会社員、片山祐輔被告が一転して「私が真犯人で、一連の事件はすべて自分の犯行だ」と認めました。
片山被告は保釈を取り消され、20日午後、東京拘置所に勾留されました。
パソコンの遠隔操作事件では、インターネット関連会社の元社員、片山祐輔被告(32)が威力業務妨害などの罪に問われていて、ことし3月に保釈され、裁判では一貫して無罪を主張してきました。しかし、弁護団によりますと、19日夜、片山被告が一転して「私が真犯人です」と述べて一連の事件はすべて自分の犯行だと認めたということです。
片山被告は保釈を取り消され、20日午後1時すぎ、再び東京拘置所に勾留されました。
弁護を担当している佐藤博史弁護士によりますと、片山被告は今月16日に真犯人を名乗る人物から報道機関などに送られたメールを自分が送ったことも認めているということです。
そして、メール送信に使った携帯電話を河川敷に埋める様子を捜査員に目撃されていたことを知り、これ以上言い逃れできないと考えて、みずからの関与を弁護士に打ち明けたということです。
一連の事件では、無関係の男性4人が誤って警察に逮捕されましたが、片山被告は「大変申し訳ないことをした」と謝罪のことばを口にしたということです。
ただ、そのときの印象について佐藤弁護士は「通りいっぺんのことばで済む話ではなく、どこまで心から反省しているのか分からない。愉快犯的なところがあり、どこまでリアルなものとしてイメージできているか分からない」と話しています。
今後の裁判については「みずからの関与を洗いざらい話すべきだ」と伝えたところ、片山被告は了承したということで、これまでの無罪主張を撤回し、起訴された内容をすべて認める方針だということです。
片山被告の次の裁判は22日に予定されていますが、被告側の主張が大きく変わることから予定どおり行うかどうか今後協議される見通しです。

弁護士に「自分が犯人でした」

佐藤博史弁護士は会見で片山被告が犯行を認め、再び身柄を拘束をされるまでのいきさつを詳しく説明しました。
片山被告は19日、真犯人を名乗る人物から報道機関などにメールが送られたことを受け、午後2時に弁護団とともに裁判を打ち切るよう求める会見を開く予定でした。しかし、午前10時すぎにメールを送ったのは被告自身だとみて捜査当局が調べているとの報道を佐藤弁護士から電話で伝えられたあと連絡が取れなくなり、午後2時の会見の場にも現れませんでした。再び連絡が取れたのは19日午後9時半ごろでした。
片山被告から佐藤弁護士に電話があり、この中で「先生、すみません。自分が犯人でした」と一連の事件が自分の犯行だったと打ち明けたということです。
この電話の中で、片山被告は真犯人を装ったメールを送った携帯電話を河川敷に埋めたのを把握されていることを知り「もうだめだと思い自殺を考えている」と伝えました。
佐藤弁護士は被告が連絡を絶っていた日中に都内の公園や山の中などをさまよい歩き、首をつったり電車に飛び込もうとしたりして死のうとしたが死にきれなかったと話したため思いとどまるよう説得を続けたということです。
片山被告は東京・新宿区のホテルに泊まって一夜を過ごし、20日午前7時すぎに迎えに来た佐藤弁護士と落ち合ったということです。その後、港区内の弁護士事務所に移動して、これまで隠していた一連の犯行の詳細について佐藤弁護士に説明したということです。
そして、午前10時すぎに身柄を拘束するため事務所に来た東京地検の検事に「すみません」と話し、改めて自分が真犯人だと認めたということです。

捜査員の行動確認が決め手に

今回、片山被告による「真犯人メール」の自作自演が発覚する決め手となったのは、警視庁の捜査員による行動確認でした。
弁護士によりますと、片山被告も荒川の河川敷に携帯電話を埋めたことについて「まさか警察に掌握されていると思わなかった。そのことで犯人と名乗ることになってしまった」と話していたということです。
保釈中の片山被告が不審な行動を取ったのは今月15日。
遠巻きに片山被告を見ていた捜査員が、江東区の自宅から東に4キロほど離れた荒川の河川敷に向かったのを確認しました。
およそ2時間にわたって河川敷に留まり、何かを埋める姿が確認されたということです。
片山被告の不審な行動を把握した警視庁は、通りがかりの人が地面を掘り起こさないように監視する措置を取りました。
翌日の午前11時37分、ちょうど片山被告が裁判に出廷中に報道各社などに真犯人を名乗るメールが届きます。
片山被告が何らかの行動を起こしたと考えた捜査員が、片山被告がいた場所を確認したところ地面に穴が掘られ、透明な袋に入った携帯電話が埋められているのが見つかったということです。
携帯電話を解析したところ、メールと同じ文面が全文残され、送信した形跡もあるのが確認されました。
片山被告は、自分の一連の行動を捜査員が目撃したことなどが報道されたことを知り、「もはや言い逃れができないと思った」と説明しているということです。
警視庁と東京地検もメールを送信したのは片山被告本人と判断し、20日、保釈の取り消しに発展しました。

元警察官が語る、交通違反取り締まり時の言い訳・言い逃れベスト5

すばらしい記事です!! 提灯記事を専門とするサラリーマン記者諸君には どんどん真似をするべきでしょう。 利害が相対する一方の立場の発言を 裏取りや調査もせず ただ聞いたことを記事にして 交通安全を声高に叫ぶ!    すばらしいw ...